このミニベンチ組み立てキットは通常のベンチ(幅約1.5m)を約5分の1のサイズにしたもので、プロの木工職人が各パーツを1つ1つ手作りしています。
クギを1本も使わず、日本の伝統木組みで組み立てるように作ってありますので、ご家庭でプロの木工職人の技、日本の伝統木組みをお楽しみください。
【使用している木の材質】
・楓(かえで)…ちょっと白っぽい感じです。
・栗(くり)…楢(なら)より少し明るい色合いです。
・楢(なら)…落ち着き、深みがある色合いです。
※上記3種類の中から、お好みの材料をお選びいただけます。
背もたれ部分の上部笠木(横木)は桜材です。
【部材(パーツ)一覧】
キットに入っている部材(各パーツ)は以下の通りです。
座板 | 1枚 | ミニベンチの腰掛ける部分の板 |
笠木 | 1本 | 背もたれの上部の横木 |
引っ張り貫き | 2本 | 背もたれの両脇の部材 |
スポーク | 13本 | 12本+予備1本。背もたれ部分の細い縦の棒 |
脚 | 4本 | ミニベンチの脚 |
木のくさび | 8個 |
6個+予備2個 ※くさびは、ウォールナットの固い木で作ってあります。 |
【道具一覧】
このキットには木組み用の無垢材のパーツの他に、組み立てに必要な以下の道具が一式セットで入っております。
@木槌
A当て木
背もたれ部分の差し込み時に使用します。
B木工用接着剤
Cミニのこぎり
D浅丸彫刻刀
細かい部分を削ります。
E竹ブラシ
はみ出た接着剤を落とすために使用します。
F米ぬかオイル
赤ちゃんがなめても害のない無公害オイルです。
木の表面の保護と撥水、汚れ止め、日焼け防止などのために無垢材パーツに塗布します。
G治具[ジグ]
足は勾配がついていますので、水平に切断するために使用します。
Hサンドペーパー
I竹くし
接着剤をつける時に使用します。
【注意点】
@のこぎりや彫刻刀は使用を誤ると怪我をする場合があります。
小さなお子さんには使わせないようにお願いします。
また、子どもさんの手の届かないところで保管お願いします。
A彫刻刀の刃先の前や、のこぎりのすぐ近くに片方の手を置かないで下さい。
刃物がすべって手を傷つける場合がありますのでご注意ください。
Bのこぎりや彫刻刀を使用する時は、すぐ近くに人がいない事を確認してから使ってください。
C各部材(パーツ)は無垢材100%ですので、エアコンの吹き出し口のすぐ近くや、ストーブの前、直射日光など
湿度・温度が大きく変化する場所には置かないでください。
Dのこぎり、彫刻刀のメンテナンス
キットに付いているのこぎり、彫刻刀はプロ仕様のものです。
水分が付いたまま置いておくとサビの原因になりますので、乾いた布でふき取って、油を塗って保管してください。
ミニベンチキット組み立て方法
最初に木の表面の保護と撥水、汚れ止め、日焼け防止などのために、オイル(米ぬかオイル)をウェス(布類)に染み込ませ、各部材(パーツ)に薄く塗るように拭いていきます。 ウェスがなけれにばティッシュペーパーでも結構です。 注)4本の脚のホゾ穴に入る部分はオイルを付けないでください。 |
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最初にベンチの脚の部分を組み立てます。 座板を裏返して4隅のホゾ穴(Ø=9.5mm)に接着剤を少し入れて、脚をホゾ穴に木槌で軽く叩いて差し込みます。 座板上バ(表面)にはみ出した接着剤は、竹ブラシを水でぬらし、良く水切りをしてから、この竹ブラシでふき取り、その後乾いたウェスでふき取ってください。 無垢材の表面に接着剤が残っていると白くなってしまいますので注意してください。 |
脚を組み立てる時の注意点 脚の上部の丸ホゾの部分にクサビ打ち込み用の切り込みがあります。 その切り込みの向きを、時計の針の「5時5分」の向きに、少し斜めになるように脚を差し込んでください。 真横にした場合、クサビを打ち込むと、座板の端にヒビが入り易いので注意してください。 |
脚の上部の切り込みに、クサビを打ち込みます。 クサビに少し接着剤を付けて、木槌で少しづつ打ち込んでください。 クサビは入るだけ打ち込んで、無理してクサビ全部を打ちこまないようにしてください。 |
脚を4本ともクサビを打ち込んだ後、キットの中のノコギリで丸ホゾとクサビの出っ張った部分を座板上バ(表面)と同じ高さに切り揃えます。 次に浅丸彫刻刀で丸ホゾの部分を座板上バ(表面)から少し凹むくらいに削ります。 削った後は、その部分にサンドペーパーをかけてきれいに仕上げておきます。 |
次に座板を裏返して、治具(ジグ)の2つの穴に脚が2本入るように座板の裏面に当て、治具(ジグ)を手で押さえて2本の脚をノコギリで治具(ジグ)の表面の高さになるように切り揃えます。 この時、ノコギリの側面は治具(ジグ)の面に沿わせて脚の長さを切り揃えてください。 反対側の2本の足も同様に切り揃えた後、治具(ジグ)を外し、足の下バ(下部)角をサンドペーパーで面取りをして仕上げます。 |
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ノコギリの刃は、自分の方向とは逆に向けて、治具(ジグ)に付けたままカットしてください。 |
背もたれ部分を組み立てます。 | |
背もたれ用のスポーク(Ø=4mm、長さ=90mm)の両端の角をサンドペーパーで面取りをしておきます。 | |
背もたれ上の桜の笠木下バのØ=4mmの穴と座面後方の4mmの穴に1本おきくらいに接着剤を竹くしで入れます。 | |
笠木の穴にスポークを木槌で底に届くまで打ち込みます。 | |
背もたれのスポークを全て入れた状態。 これをベンチの本体部分に差し込んでいきます。 |
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背もたれのスポークを全て入れた状態で逆さにしてベンチの座面部分の穴に片側から1本づつ順に穴に向かわせて、木槌で少しづつ浅く打ち込んでください。 背もたれ部分は、「前」と書いてある面を前にして差し込みます。 向きを逆にすると「引っ張り貫き」の角度が合わなくなりますのでご注意ください。 |
背もたれ部分を座面の穴に全て浅く打ち込めたら、笠木上バに上に当て木を当てて、その上から木槌で座面穴の底につくまで均等に叩き込みます。 |
次に背もたれ両脇のØ=8mmの丸棒(引っ張り貫き)2本を打ち込みます。 背もたれ笠木の図の部分に接着剤を少しいれます。 |
ベンチを逆さにして、座面の下バ(裏面)から丸棒(引っ張り貫き)2本、先が細い方から入れていきます。 注意点:丸棒(引っ張り貫き)のクサビ用切り込み部分がベンチの座面と直角方向になるように笠木下バの穴をめがけて打ち込んでください。 |
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丸棒(引っ張り貫き)2本の切り込み部分にクサビを少しづつ打ち込みます。 クサビの長さの8割くらいまで打ち込んでください。 クサビを打ち込み過ぎると材料が破損する場合がありますのでご注意ください。 |
丸棒(引っ張り貫き)からクサビがはみ出した部分をノコギリと彫刻刀できれいに取り除きます。 そしてサンドペーパーを当て、回りをきれいに仕上げます。 |
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完成! 木組みの楽しさと、クサビのチカラを感じていただければ幸いです。 |
完成したミニベンチは、お好きなものを置いたり、飾ったりして楽しんでください。 写真は、無垢の人形を飾った例です。 注)この無垢の人形はキットには入っておりません。 |
※ノコギリについて このノコギリは替刃式で木を切断する時、板の表面にノコギリの側面を当てて、そのままスライドしてホゾを切断しても板の表面に傷が付かないような構造(=アサリなし)になっています。 |
組み立てベンチキットの各部材(パーツ)は無垢材を使用して、私が手作りしました。 〜木工職人 飛弾辰夫〜 |
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